06・11・19ドキュメント

--- ナリタにA380がやってきた! ---


「成田に世界最大の旅客機・A380が飛来する―」

こんな情報がインターネットをにぎわせたのは、2006年の10月頃でした。
そしてエアバス社を通じ、産経新聞などの一部の新聞に掲載された日程は、11月19日(日)11時50分到着、翌20日出発というもの。
そう、かの世界最大旅客機は、幸運にも日曜日に成田に飛来することがわかったのです。

当日はどんよりした曇りで、ときどき雨もぱらつくあいにくの天候。そのうえ気温も低い。
普段であればこんな天気の日に空港に出かけるなどありえません。
それでも空港周辺には徹夜組が押しかけ、RW34Lエンドの通称「畑ポイント」はかつてない大盛況となりました。
そんな成田空港の、熱い熱いドキュメンタリーです。




見よ、このクルマの数!
地元組、遠征組、さらには航空雑誌で有名なカメラマンも、A380見たさ・撮りたさに朝から成田にやってきました。
ちなみに第1ターミナルの展望デッキも、開門と同時にフェンス際は一気に埋まったそうです。


1/160 F5 WBAUTO ISO100



当日は曇り時々雨とあいにくの天候。
朝9時の時点で視程は8kmとアナウンスされていました。


1/800 F5.6 WBAUTO ISO200



ひょっとするとこやつはこれで見納めか・・・
フィンエアのMD-11はやさしいベイパーを引きながら、優雅にRW34Lへランディング。


1/320 F5.6 WBAUTO ISO100



まったりした空気が漂う畑ポイントに緊張が走ったのは、11時49分。 ついに目視で見える距離まで来たヤツのコールサインは「Airbus202」。


1/400 F5.6 WBAUTO ISO200



ヤツの姿だ。
長いウイングスパン、ずんぐりむっくりした巨体、無数のランディングギア。
運命の時は刻一刻と迫る。。。


1/800 F5 WBAUTO ISO200



おそらくこの時以上に緊張し、ファインダーに集中したときはなかったと思います。


1/800 F5 WBAUTO ISO200



来た!A380だ!


何をいまさらと思いながら、心の中は終始はしゃぎっぱなしの俺。
改めて見てみると、やはりシロイルカのような印象もぬぐえませんが。。。


1/640 F5 WBAUTO ISO200



お約束の形式写真。
実はこの写真を撮るのがもっとも緊張しました。
ACLが点灯してるのは単なる偶然です。


1/400 F5.6 WBAUTO ISO200



そして後追い。
思えば終始、エンジン音もものすごく静か。
さすがは最新技術が集結されたハイテク機だな、と思いました。


1/500 F7.1 WBAUTO ISO200



草の陰に隠れた頃、翼からはわずかにミミズのようなベイパー。
この後タキシーウェイ上では747とのセッションも見られたそうです。


1/500 F5.6 WBAUTO ISO200


翌20日は平日にもかかわらず多くの飛行機ファンが出迎えたそうです。
順調にいけば、2008年に就航予定のA380。
日本へはまずエールフランス、シンガポール航空が投入する予定です。
定期便就航の日が楽しみになってきました♪


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