A300B2 / B4

★JALのA300B2/B4は2006年4月をもって全機退役しました。★



A300B2Kは1980年、旧TDA(東亜国内航空)に導入されました。
日本のエアライン史上初めてのエアバス機であり、当時は「ヨーロピアンエアバス」「欧州の優美なA300」として注目されました。
導入から20年以上経っていることもあって現在は全機退役しています。

JA8476 2005/1/9 Haneda



JA8477は1983年5月に導入されました。
A300B2/B4には1機もJAノL新塗装機が存在せず、他のJAS機が全機新塗装になってからも最後までレインボーカラーを貫き通しました。

JA8477 2004/10/17 Haneda



A300・DC-10、それにYS-11に施されていたJASのレインボーカラーは上から黄、橙、赤、紺という組み合わせ。
当時のエアバス社のデモ機の塗装をTDAが「パクって」使用していた、というのは有名です。

JA8477 2005/1/9 Haneda




A300B2KとB4の違いは、「クルーガーフラップ」の有無。これがついているのがB2K。「K」はクルーガーフラップからとったものです。
B4は全機が中古機としてJASに導入されました。写真のJA8369は元エジプト航空の機体。

A300B4-2C JA8369 2005/5/3 Haneda



冬の朝、羽田空港RW34Lに着陸したJA8560。
エールフランスからJASに導入され、長いこと国内線で大車輪の活躍を見せました。

JA8560 2005/1/9 Haneda



JA8560の最後の姿。
タイトルが落とされ、レジも「N104GA」に改められました。

N104GA 2005/7/26 Haneda


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