B777-200 / 300 / 200ER / 300ER
777−200は日本航空(JAL)には1996年2月、旧日本エアシステム(JAS)には1997年に就航しました。
JALの777-200/-300の旧塗装機「STAR JET」には個々に星座の名前がつけられていることも知られています。
写真のJA8982は「Vega」(こと座の『ベガ』)。
JA8982 2005/1/9 Haneda
JA771Jは2003年にデリバリーされた新しい777-200。
この機体から国内線用777-200に新しいナンバーが与えられるようになりました。
JA771J 2004/10/17 Haneda
旧JASに導入された777(型式はB777-289、旧JALは-246)は、虹のような塗装をまとった「レインボーセブン」として導入。
また「国内線初の3クラスシート装備」や「国内線初の全席パーソナルモニター装備」などでも注目されました。
JA8978 2004/5/8 Haneda
7色のリボンを体に巻きつけたかのようなカラーリングが美しいレインボーセブン。
JASは777-200導入にあたって塗装を、郵便だけでなく当時としては画期的なインターネットで募集。
採用されたのは北海道に住む飛行機ファンの中学生(当時)がデザインしたものでした。
JA007D 2005/1/9 Haneda
JA009Dはレインボーセブンの「最後の1機」として孤軍奮闘していました。
同機は2005年9月に新塗装にリペイントされています。
JA009D 2004/10/14 Haneda
スターボード側から見たレインボーセブン。
ポートサイドと違って「JAS」の大きなロゴが尾翼に入っていて、代わりに「JAPAN
AIR SYSTEM」の小さなロゴが機首に入っています。
さらにコックピット窓横には、日の丸を連想させる「えくぼ」が入っているのも特徴。
JA009D 2005/5/3 Haneda
777-300は1998年にJALに導入されました。A340-600がデビューするまで同機は世界最長の飛行機だったことでも知られています。
747にも充分対抗できるキャパシティを持ち、伊丹空港から事実上「締め出された」747の後継機に選ばれたのも同機でした。
JA8942 2005/11/13 Haneda
777−200と同様に777-300の旧塗装機にも「STAR JET」の愛称がつけられていました。
写真のJA8943は「アークトゥルス」。
JA8943 2004/7/14 Haneda
JAL・JAS合併後の2003年冬に導入されたJA751Jと752J。
導入時はJAS機として登録されましたが、元JALの777-300との違いは単にレジが違う(末尾が『J』)だけ。
JA751J 2005/7/26 Haneda
777-200ERはMD-11やクラシック747の後継機として2002年7月に初号機が導入されました。
ちなみに、2003年2月に導入されたJA703Jはデリバリーの時点ですでに新塗装だったことでも注目されました。
JA703J 2005/12/17 Narita
国内線用の777-200との違いはエンジンがPW4076からより強力なGE90-94Bになったこと。
また旧塗装であれば「STAR JET」のロゴの有無などです。
同機は777−300ERとともに今後も国際線の主力機として導入される予定です。
JA710J 2005/12/17 Narita
777-300ERは2004年7月にデビュー。
747−400よりも燃費効率の良い同機は急速に導入が進み、瞬く間に国際線の主力機となりました。
JA731J 2005/12/17 Narita