B747-400 / 400D / 400F



747-400は1990年1月から導入されたジャンボジェット機。
飛行機ファンならずとも知っている、文句なしのJALのフラッグシップです。

JA8071 2005/12/17 Narita



JALは747-400を全34機、国内線用の747-400Dは8機保有していますが、このうち一部の747−400は中国・厦門で貨物型に改造されます。
改修された貨物型は「747-400BCF」(Boeing Converted Freighter)と呼ばれ、2006年5月にまずはJA8902がBCF型となりました。

JA8076 2005/9/1 Narita



747-400の新塗装機は2002年12月にまずJA8088がデビュー。
次いでこのJA8089も新塗装化されました。

JA8089 2006/8/26 Narita



羽田-ソウル(金浦空港)国際チャーター便の機材として羽田に飛来した国際線仕様の747-400。

JA8911 2006/1/8 Haneda



国土交通省の主導する、外国人旅行者の訪日促進活動「ビジット・ジャパン・キャンペーン」。
その一環として、機体に「YOKOSO! JAPAN」のロゴが入った機体がJALで運航されています。

JA8916 2005/9/1 Narita



ご覧のように一部の747-400や777−300ERには機体上部に大きなアンテナが見られます。
これはCBB(Connexion by Boeing)という、機内でインターネットを利用したり、メールのやり取りができるサービスのためのもの。
ところが使用料金が割高なため需要が得られず、JALでは現在このサービスは行われなくなったようです。
(最新の777−300ERにはこのアンテナは取り付けられていません)

JA8919 2005/3/18 Narita



2001年8月に導入されたばかりのJA8922は747-400の末っ子です。

JA8922 2005/12/17 Narita




747-400Dは747−400をベースにウイングレット(翼端の折れ曲がってる部分)を外し、最大離陸重量を抑え、なおかつ座席数を増やした特別な機種。
世界でもJALとANAのみ運航している、貴重な747です。

JA8083 2005/11/13 Haneda



ちなみにJALの旧塗装は、1990年に完全民営化を記念して導入されたものです。
グレーの帯は最先端を切っていくイメージを、黒いJALロゴは「誠実さ」と「堅実さ」を表しています。
尾翼の鶴丸は1965年ごろに導入された伝統あるもの。

JA8903 2005/1/8 Haneda



伊丹空港でプッシュバックされる747-400D。
国土交通省の騒音対策により、現在同機は伊丹には乗り入れできなくなっています。
写真はその747乗り入れ最終日に撮影。

JA8905 2006/3/31 Osaka(Itami)



2003年6月に就航した「松井ジェット」。
JALのイメージキャラクター(当時)であったヤンキース・松井秀喜選手の顔とサインボールを描いた派手な塗装になっています。
この機の就航初便は東京-小松便(松井選手の地元)。

JA8907 2003/9/2 Haneda



2004年2月に就航した、国際線就航50周年を記念した塗装。
JA8907にDC-6B「City of Nara」の実物大のデカールが貼られています。
この「City of Nara」はJAL史上2番目の国際線・東京-那覇便を初めて飛んだものです。
(当時沖縄はアメリカの占領下にあったため、那覇便=国際線でした)

JA8907 2004/5/8 Haneda




747-400Fは燃費効率の悪い747−200Fに代わり、2004年10月に就航した機材。
現在活躍している機体はいずれもポリッシュドスキンで飛んでいます。

JA401J 2005/12/17 Narita


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