ジャルエクスプレスは大阪発着の国内ローカル線の競争力強化を目的に1997年設立されたエアラインです。
同社は欧米の格安航空会社をお手本に、徹底したコストダウンの試みを実施しています。
具体的には客室乗務員「スカイキャスト」が機内清掃や搭乗口業務に携わるなどして、運航効率の向上を図っています。
またパイロットの採用もあらゆる方法で実施されており、志望者に広く門戸を開放しています。
航空会社コードはJC/JEX。
コールサインは「JANEX」(ジャネックス)。
ボーイングB737-400
ジャルエクスプレスの機材は計9機。
すべて元JALで運航されていた機材をウェットリースしているものです。
JA8991 2005/2/3 Nagoya
1998年の運航開始から2006年半ばまで見ることのできた旧塗装。
筆を走らせたような大胆なグレーのラインに、「JEX」のビルボードタイトルが強烈なインパクトを与えます。
JA8993 2005/2/3 Nagoya
名古屋空港RW34から離陸滑走したJA8998。
JA8998 2005/2/3 Nagoya
現在の主力は737-400ですが、導入が進んでいる737-800もやがてはJEXの運航が中心になるようです。
近距離国際線への進出も計画されています。
JA8999 2006/3/31 Osaka(Itami)
マクドネル・ダグラスMD-81
JEXのビジネスモデル拡大の戦略の一つとして、JALのMD-81が順次JEXに移管されています。
移管されたMD-81は「JAPAN AIRLINES」のロゴが「JAL EXPRESS」に変更されているのが特徴です。
JA8374 2006/3/31 Osaka(Itami)