AIR NIPPON NETWORK


2001年4月、エアーニッポン(ANK)100%出資による子会社として設立。
ANKが運航していた北海道内および羽田-大島・三宅島線(三宅島線は現在運休中)を引き継いで2002年7月に運航開始しました。
機材は国内エアライン初となるDHC-8-Q300が計5機導入。その後2003年11月にはDHC-8-Q400型機が導入され、伊丹-高知線を運航開始しました。
DHC-8-Q400は現在も導入が続いています。

航空会社コードはEH/AKX。
コールサインは「Alpha Wing」(アルファ・ウイング)ですが、基本的に全便ANA便として運航されます。


ボンバルディアDHC-8-Q300



北海道および伊豆諸島路線で使用されているDHC-8-Q300には1機ごとに花のイラストが描かれています。
写真の1号機は大島にちなんで「つばき」。

JA801K 2005/1/9 Haneda



2号機〜5号機は札幌・新千歳がベースです(ただし丘珠空港にもQ300専用のハンガーはあります)。

JA802K 2004/12/24 Sapporo(Okadama)



3号機は北海道を代表する花のひとつである「すずらん」。

JA803K 2003/8/12 Sapporo(Okadama)



4号機は「こすもす」。

JA804K 2004/12/24 Sapporo(Okadama)



末っ子「はまなす」は2003年5月に導入されました。

JA805K 2004/5/29 Sapporo(Okadama)


ボンバルディアDHC-8-Q400 (全機エアーセントラルとの共通事業機材)



DHC-8-Q400は2003年から導入開始。
同年11月1日の伊丹-高知線でデビューしました。

JA846A 2006/3/31 Osaka(Itami)



Q400は巡航速度が700km/hとターボプロップ機のなかではかなりの高速で運航できます。
さらに経済性にも優れていることから現在もA-netとJACで導入が続いています。

JA847A 2006/3/31 Osaka(Itami)



高い経済性の一方でランディングギアが折れたりあるいは出ない、機内に煙が充満し引き返すなどのトラブルも相次いでいる機体です。
写真のJA849Aは、2007年3月に高知龍馬空港に着陸時前輪が出ず、胴体着陸した事故機です。

JA849A 2006/3/31 Osaka(Itami)


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